「お金にならないことばかりやってるよ」
そう、愚痴混じりに話してくれたのはとあるITベンチャーの代表でした。
彼はいろいろなサービスをパートナーとともに立ち上げています。これを書いている時点で公開中なのは6つ程度です。ですが、そのサービスから収益があがらないというのです。
難しいですよねえ、とそのときは私もしみじみうなづいたものです。私自身、利益をだすどころか維持すらできないサービスを立ち上げては存続させることができずにつぶし、をなんどかやってしまっているからです。使ってくださっていたユーザーの皆様にご迷惑をかけたことは今でも申し訳ないと思います。
WEBアプリをつくるのは簡単だが、採算に乗せるのは難しい。
つくづくそう感じます。WEBアプリは作っただけでは利益がでません。
本当に出ません。
WEBアプリを作れるだけの力を持った技術者を雇えば、どんなに安くとも月30万以上は覚悟しなければいけないというのに、です。
どうにも利益を出しにくい。それがWEBアプリの傾向であるように思います。特にBtoCのサービスはその傾向が顕著です。Mixiは今でこそ黒字を出していますがサービス提供開始からしばらくは赤字でした。ニコニコ動画は未だ赤字ですし、Pixivも採算ギリギリの状態であると聞きます。
しかし難しくとも利益は出さなければいけない
実際のところ採算が合わなくてもいい、なんてことが言えるのは道楽でWEBアプリ開発をやれるだけのお金と時間に恵まれた一部の人や会社だけです。
普通は採算が合わないサービスは存続しえません。またそのサービスを製作した者も大きな経済的リスクを背負い込みます。
趣味で作るならともかく、事業としてWEBアプリを作ろうとするならば、利益を出せなければ失格です。「ネットは無料が当たり前だから」など逃げ口上にすぎないと思わねばなりません。
Webアプリを成功させるための3つのポイントとは?
そしてこの課題について、とてもよくまとまった記事がありました。
- 誰をターゲットにしているのか?
- なぜそのアプリは使われるのか?
- 客は金を払いたいと思うだろうか?
詳しくは元の記事をご覧いただくとして、まったくだ、と膝を打ちたくなったかたもいらっしゃるのではないかと思います。少なくとも私はこの3点に強く同意しました(膝は打ちませんでしたが)。
特に3番は最重要項目でしょう。本当に価値あるサービスならお客様はお金を払ってくださるものだと思います。お金を払ってくださらないのは、お金を払うだけの価値はないと評価されたからだと思わねばなりません。
マーケティングの観点が必須
結局、WEBアプリを成功させたいと思えばマーケティングの観点がどうしても必要になるということでしょう。
「このサービスにならこの額まで出せる」という人を探しだすのも、「この額までなら出せる人が××人存在する」サービスを見つけるのも、マーケティングの領域です。
ニーズを読めればWEBアプリであろうが成功したも同然でしょう。あとは、技術的な壁を乗り越えるだけで大きな利益を得られるはずです。